D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第14回】「半沢直樹」は損している?

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
第2回目のテーマは
「敵に仕返しをしようとしない」
です。
「仕返し」といえば、
ドラマ「半沢直樹」が
思い浮かんできます。
ドラマを見ていなかった方でも
「やられたらやり返す。倍返しだ!」
というセリフは聞いたことが
あるのではないでしょうか。
見ている側からすると
悪事をはたらく「敵」を主人公が
倍返しでやっつける姿は
非常に痛快でスッキリしました。
では、現実の世界はどうでしょうか。
確かに人間ですから
「仕返し」をしたくなることも
あると思います。
ただし、仕返しをすることで
またそれを倍で返してくるかも
しれません。
仕返ししたくなる相手は
とことん理不尽なことを
してくるような人が多いですよね。
スッキリするどころか
結局自分自身が疲弊して
精神的に参ってしまう可能性の方が
高いのではないでしょうか。
カーネギーは
「仕返しは高くつく、損である」
と言っています。
敵を憎むことで
精力を使い果たし、神経質になります。
容貌は衰え、心臓にも負荷がかかり、
病に冒され、寿命は縮むでしょう。
敵も喜ぶだけです。
であるならば、
「敵を愛す」とまではいかなくとも
自分自身の健康と幸福を考え、
敵を許し、忘れるのがよいのだと
いうことです。
これこそが「賢明」だと。
孔子も言っています。
「虐待されようが、強奪されようが、
忘れてしまえばどうということもない」
時代が異なるので、
虐待や強奪ということは
あまりないでしょうが、
何か嫌なことを言われたとしても
まともに反撃しないのが
利口ということです。
「物やわらかな返答は怒りをそらす」
確かに自分が相手を攻めているのに
相手が軽くかわしてきたり、
まともに取り合ってこなかったとしたら
拍子抜けしますよね。
攻める気は失せるでしょう。
すぐに「忘れる」のは難しいにせよ、
一瞬ぐっとこらえて
まともに反撃しないだけでも
その後の自分自身の健康と幸福には
大いにプラスになるはずです。
実際、私も過去の経験から
何か相手に嫌なことをされたときに、
言い返したり、仕返しのようなことを
したときって非常に気分が悪いんですよね。
いつも直後に後悔しました。
相手との関係性も
悪化したままでしょうし、
さらに何か仕掛けてくる可能性も
ありますし、いいことないです。
まともに相手にした時点で
だめなんですね。
相手が何か仕掛けてきたとしても
はぐらかしたり、
軽くかわしたりすると
相手は拍子抜けし、
むしろ仕掛けた相手側が
恥ずかしくなったりということも
あるのではないでしょうか。
”仕返し”らしきことを
しなかったときって
仕返しができなかったストレス
が残るどころか
むしろ非常に精神状態はよいのですね。
「怒れない人は馬鹿、怒らない人は利口」
という古いことわざもあるようです。
カッとしないことですね。
人間の怒りのピークは長くても6秒と
言われています。
怒りが爆発しそうになったら
まずはゆっくり「6秒」数えましょう。
あとは、自分の好まない人間のことを
考えるのは時間のムダだとも本章では
言っています。
確かに、限りある人生の中でそんな時間
本当にムダですよね。
考えたらイライラするだけですし、
貴重な時間の完全なムダ遣いです。
では本日のまとめです。
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仕返しをしてはならない。
敵を傷つけるよりも
自分を傷つける結果となるからだ。
嫌いな人について考えたりして
1分たりとも時間をムダにしないこと。
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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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