D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第15回】五輪でメダルとった選手は皆育ちがいい?

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
第3回目のテーマは
「恩知らずを気にしない」
です。
先日「東京オリンピック」が
閉幕しました。
日本選手は大活躍でしたね。
日本がこんなにも
たくさん金メダルをとるなんて
以前では考えられなかったです。
様々な強化策が実を結んできた
ということですかね。
それにしても
試合後のインタビューでは
若い選手が皆、
口々にしっかりと
周囲への「感謝」の言葉を
述べますよね。
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感謝の心はたゆまぬ教養から得られる
果実である。それは粗野な人々の中に
発見することはない。
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何が言いたいかというと、
「人間は生まれつき
感謝を忘れやすくできている」
ということなのです。
オリンピックでメダルをとった
10代・20代の若い選手たちが
「感謝」の言葉をしっかり言える
というのは、
おそらく両親やコーチなどの
周囲の方から
感謝の念をもつように
しっかりと教育され、
それが身についているということです。
「生まれつき」もっているもの
ではないので、教育されているか、
自ら学んでいるのかのどちらか
なのですよね。
このように全ての人類に
「感謝の念」が植えついていたら
いいのですが、
なかなかそうもいきません。
ローマ帝国の支配者のうちで
傑出した賢者といわれる
マルクス・アウレリウスは
こんなことを言っています。
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私が今日
これから会おうとしているのは
おしゃべりで、利己的で
恩知らずの人間どもだ。
だが、私は別に驚きもせず、
困ってもいない。
そんな連中のいない世界など
ないのだから。
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かなり現実的な考え方を
していますね。
人に何かをしてあげて
感謝されなくても当たり前だと
いうことです。
「感謝」など期待しないことです。
期待しなければ、
感謝されなくてもイライラ
することもないですし、
たまたまほんの少し感謝された
だけでも望外の喜びを得られます。
この世で愛される唯一の方法は
自分から愛を要求しないこと。
返礼を期待せずに愛情をふりまくこと。
幸福を得たいと願うならば、
感謝とか恩知らずなどと考えずに
「与える」という内面の喜びの
ために与えるべきなのですね。
一方的に与える方が
精神衛生上も得だということです。
それは本日のまとめです。
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①恩知らずを気に病む代わりに
むしろ恩知らずを予期しよう。
②幸福をみつける唯一の方法は
感謝を期待することではなく、
与える喜びのために与えること。
③感謝の念は後天的に「育まれた」特性
であることを思い出そう。
だから、子供に感謝の念を植え付ける
ためには、感謝の念をもつように
子供に教えなければならない。
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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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