D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第17回】最も悲惨な人間とは?
悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
💡
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
➡
第5回目のテーマは
「自己を知り、自己に徹する」
です。
😀
私たちは自分にないものをもっていて、
活躍しているようなみると、
「羨ましい」
「自分も同じようになりたい」
と思いがちです。
😉
ただ、
嫉妬は無知で、模倣は自殺行為だと
本書では言っています。
😕
なぜか?
➡
マネをすることは、すなわち
「自分らしくふるまわない」
ということになります。
🙄
そうすることによって、
様々な神経症・精神異常・感情抑圧の
きっかけとなってしまいます。
😥
確かに、”無理”をするわけですから
そうなりますよね。
😳
子供の教育について数多くの書物を
著したアンジェロ・パトリによれば
「最も悲惨な人間は、
自分の肉体と精神を捨てて、
別の人間や動物になりたいと
願う人である」
とも言っています。
💡
6万人もの求職者と面接をした
米国の大手の石油会社の
人事担当重役だったポール・ボイントは
以下のように言います。
➡
「就職希望者の犯す最大の誤りは
本来の自分ではなくなることだ」
➡
素直な態度をとるべきなのに、
しばしば相手が望んでいると思う答えを
してしまうのですね。
🙁
真の自分でないものを出して
採用されたとしても、
それはお互い不幸なことになるのは
目にみえます。
😕
でも自分自身に自信がないのだから
仕方がないのではないか、
という方もいらっしゃるでしょう。
😕
ただ、遺伝子的にみても
私たちそれぞれの人間は
この世の新しい存在であり、
唯一無二の存在であることを
改めて認識すべきだということです。
💡
兄弟姉妹ですら同じ遺伝子ではない
というのは科学的な事実。
➡
そして、
普通の人は自身の潜在的な知的能力の
10%しか発達させることができていない、
ということ。
🙄
私たちが利用しているのは
肉体的にも精神的にも自分の資質の
ごくわずかな部分だけ。
💡
要は皆「能力」をもっているのであり、
自分が他人と違うからといって
悲観することはないのです。
😛
だから皆
「自分らしくふるまおう」
ということなんですね。
😀
自分以外の違う遺伝子の他人になんか
絶対になれるわけないのです。
😉
人間の中に潜む力は
もともと新鮮なものです。
➡
自分に何ができるかを知っている人間は
自分以外にはいないですが、
自分でさえも試みるまでは分からないもの。
💡
だからこそ
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他人の真似をするな。
自己を発見し、自己に徹しよう。
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😀
最後に、
詩人ダグラス・マロックの詩で
締めたいと思います。
➡
いろいろ理屈を書き連ねるよりも
本テーマで伝えたいことが
腹落ちするのではないでしょうか。
💡
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丘の上の松が無理ならば
谷あいの低木になれ。だが、
小川のほとりにある最も美しい低木に。
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木になれないのなら、藪になれ。
藪が無理ならば、一握りの草になれ。
そして、大通りを楽しくしてやれ。
➡
カワカマスが無理ならばバスでよい。
だが、湖の中で最も生きのよいバスに!
➡
我々は皆が船長にはなれない。
水夫になる者もいよう。
1人1人に何かすることがある。
大きな仕事もあれば、小さな仕事もあろう。
そして、
しなければならない務めは手近にある。
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大通りが無理ならば、ほんの小路でもよい。
太陽が無理ならば、星になれ。
成功と失敗を分けるのは大きさではない。
何になろうと最上のものになれ!
➡
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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
💡
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