D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第17回】最も悲惨な人間とは?

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
第5回目のテーマは
「自己を知り、自己に徹する」
です。
私たちは自分にないものをもっていて、
活躍しているようなみると、
「羨ましい」
「自分も同じようになりたい」
と思いがちです。
ただ、
嫉妬は無知で、模倣は自殺行為だと
本書では言っています。
なぜか?
マネをすることは、すなわち
「自分らしくふるまわない」
ということになります。
そうすることによって、
様々な神経症・精神異常・感情抑圧の
きっかけとなってしまいます。
確かに、”無理”をするわけですから
そうなりますよね。
子供の教育について数多くの書物を
著したアンジェロ・パトリによれば
「最も悲惨な人間は、
自分の肉体と精神を捨てて、
別の人間や動物になりたいと
願う人である」
とも言っています。
6万人もの求職者と面接をした
米国の大手の石油会社の
人事担当重役だったポール・ボイントは
以下のように言います。
「就職希望者の犯す最大の誤りは
本来の自分ではなくなることだ」
素直な態度をとるべきなのに、
しばしば相手が望んでいると思う答えを
してしまうのですね。
真の自分でないものを出して
採用されたとしても、
それはお互い不幸なことになるのは
目にみえます。
でも自分自身に自信がないのだから
仕方がないのではないか、
という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、遺伝子的にみても
私たちそれぞれの人間は
この世の新しい存在であり、
唯一無二の存在であることを
改めて認識すべきだということです。
兄弟姉妹ですら同じ遺伝子ではない
というのは科学的な事実。
そして、
普通の人は自身の潜在的な知的能力の
10%しか発達させることができていない、
ということ。
私たちが利用しているのは
肉体的にも精神的にも自分の資質の
ごくわずかな部分だけ。
要は皆「能力」をもっているのであり、
自分が他人と違うからといって
悲観することはないのです。
だから皆
「自分らしくふるまおう」
ということなんですね。
自分以外の違う遺伝子の他人になんか
絶対になれるわけないのです。
人間の中に潜む力は
もともと新鮮なものです。
自分に何ができるかを知っている人間は
自分以外にはいないですが、
自分でさえも試みるまでは分からないもの。
だからこそ
================================
他人の真似をするな。
自己を発見し、自己に徹しよう。
================================
最後に、
詩人ダグラス・マロックの詩で
締めたいと思います。
いろいろ理屈を書き連ねるよりも
本テーマで伝えたいことが
腹落ちするのではないでしょうか。
====================================
丘の上の松が無理ならば
谷あいの低木になれ。だが、
小川のほとりにある最も美しい低木に。
木になれないのなら、藪になれ。
藪が無理ならば、一握りの草になれ。
そして、大通りを楽しくしてやれ。
カワカマスが無理ならばバスでよい。
だが、湖の中で最も生きのよいバスに!
我々は皆が船長にはなれない。
水夫になる者もいよう。
1人1人に何かすることがある。
大きな仕事もあれば、小さな仕事もあろう。
そして、
しなければならない務めは手近にある。
大通りが無理ならば、ほんの小路でもよい。
太陽が無理ならば、星になれ。
成功と失敗を分けるのは大きさではない。
何になろうと最上のものになれ!
======================================
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
=============
「毎朝」発信で
通勤中に1日1テーマずつ
チェック!
約1ヶ月(33日)で
コツコツ学んで
仕事力急上昇!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【名言で納得!
33日で再確認する仕事のコツ】
無料メールセミナー
登録はこちらから
《無料特典付き!!》
【電子書籍】
たった3つのマインドで
仕事がうまくいく
「超シンプル仕事術」も
無料プレゼント中!!
(Amazon書籍ランキング
リーダーシップ研修部門/新着1位)
お気軽にご登録してください!