D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第18回】アドラーのいう「人間の驚嘆すべき特質」の1つは?

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
第6回目のテーマは
「失敗からも学ぶように努める」
です。
長く生きていると、
失敗したり、不幸が生じたりすることは
あるでしょう。
劣悪な環境で苦しむ女性が
両親に逃げたい気持ちを綴った手紙を
送ります。
そこで父親は「2行」の返事を返しますが、
その2行で女性は苦境を脱します。
=========================
刑務所の鉄格子の間から2人の男が外をみた
1人は泥を眺め、1人は星を眺めた
=========================
苦境に陥ったときに
いかに「星」(有益なもの)をみつけようと
するかが大事ということです。
悩みから逃れる方法を聞かれた
偉大な教育者は言います。
賢者は
「不運からどんな教訓を学ぶべきだろう、
どうしたら周囲の状況がよくなるだろうか」
と自問する。
一方で、愚者は
「私は負けた。これが運命だ。
もはやチャンスはない」
などと言い出す。
偉大な心理学者のアルフレッド・アドラーは
人間の驚嘆すべき特質の1つは
「マイナスをプラスに変える」能力
であると言います。
成功者の経歴を研究すると、
足の切断、盲目、難聴、病弱などの
悪条件を背負っていたからこそ
成功したという人は驚くほど多い
ということです。
ベートーヴェンやヘレンケラーなどが
例として挙げられています。
私たちは失望落胆して気力が失せたとしても
とにかく2つの理由のために
私たちは現状打破を試みなければならない、
と言っています。
どちらからいっても、すべてが得で、
失うものは何もないからなのですね。
その2つの理由は次の通りです。
①成功するかもしれない。
②たとえ成功しなくても
マイナスをプラスに変えようとするだけで
後ろを振り返らずに前方をみつけることに
なる。
消極的だった考えが積極的になり、
それが想像力を活動させ、我々を多忙にし、
過ぎ去ったものを嘆く時間や気持ちは
なくなってしまうだろう。
最後に、
カーネギーが全国の小学校に掲げたいという
ウィリアム・ボリソーの言葉で
締めくくりたいと思います。
======================
人生で最も大切なことは
利益を活用することではない。
それなら馬鹿にだってできる。
真に重要なことは損失から
利益を生み出すことだ。
このために明晰な頭脳が必要となる。
そして、ここが分別ある人と馬鹿者との
分かれ道になる。
======================
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
=============
「毎朝」発信で
通勤中に1日1テーマずつ
チェック!
約1ヶ月(33日)で
コツコツ学んで
仕事力急上昇!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【名言で納得!
33日で再確認する仕事のコツ】
無料メールセミナー
登録はこちらから
《無料特典付き!!》
【電子書籍】
たった3つのマインドで
仕事がうまくいく
「超シンプル仕事術」も
無料プレゼント中!!
(Amazon書籍ランキング
リーダーシップ研修部門/新着1位)
お気軽にご登録してください!