D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第19回】自分のことは忘れてしまうのが一番?

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「平和と幸福をもたらす
精神状態を養う方法」
を7回にわたってお届けしています。
最終回の第7回目のテーマは
「他者の幸せのために尽くす」
です。
自分のことで悩んでいるときって
どうしたらそこから抜け出せるか
ということを考えますよね。
悩みが深い場合は
かなり落ち込んでしまったり、
うつの症状になってしまったり
するでしょう。
この章では、
そんなときこそ
「人助け」
をしようと言っています。
自分のことで精一杯なときに
人のことなんか考えている余裕
なんてないよ、という声が
聞こえてきそうです。
確かにそうですよね。
でもだからこそ
「他人に興味をもつこと」
がよいのだと言います。
なぜか?
他人に興味をもつことにより
自分自身のことを考えなくなるから
悩みやうつ的な症状の改善に効果が
あるということなのです。
本章の冒頭では
両親を失って「親なし子」と
いじめられた子供の事例が出てきます。
その子は養母のアドバイスで
クラスメイトの勉強を教えてあげたり、
課題を手伝ってあげたりなど、
「人助け」をはじめたことにより
「親なし子」と言われなくなったとのこと。
その子は成人しても地域の人の
「人助け」とすることで多くの人から
慕われるようになったとのことです。
うつ状態の方も
「どうしたら他人を喜ばすことができるか」
を考えることで2週間で”うつは治る”
とまで言っています。
精神科医のアドラーは「一日一善」を
力説します。
善行とは他人の顔に歓喜のほほ笑みを
もたらす行為です。
なぜ「一日一善」に効果があるのか?
それは、他人を喜ばそうとすることで
自分自身について、
つまり悩み・恐怖・うつ病の根源と
なっているものについて考えなくなるから
ということなんですね。
ゾロアスター曰く
「他人に善を行うのは義務ではなく、
歓喜である。それは行う者の健康と幸福を
増進する」
アメリカ合衆国建国の父である
ベンジャミン・フランクリン曰く
「他人に対して善を行うとき、
人間は自己に対して
最善を行っているである」
本書では、他人を助けることに興味を
もつだけでも効果はあると言っています。
また、他人への配慮は、自分自身についての
悩みから人間を救うのみではなく、
多くの友人をつくり、
多くの楽しみを得るのにも
役立つということです。
確かに、それはその通りだと思います。
でも、改めて「人助け」をしようとしても
なかなか難しいですよね。
ここでは具体的な方法について
以下のように記載があります。
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どんな人と顔を合わせても自分の方から
何か愛想のいい言葉をかけるといい。
人間は誰でも他人に興味をもたれると
手放しで喜ぶ。
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これも今まで
そういう習慣がない方にとっては
簡単ではないかもしれません。
でも言葉をかけられる側にたってみると
決して悪い気はしないはずですし、
その方に好感を抱きやすい
というのはありますよね。
この章の最終部分には
・自分のことしか考えない人間は、
人生から多くを得られない。
・他人への奉仕で自分自身を忘れる人間は
人生の喜びを見出すに違いない。
との記述もあります。
それでは最後にまとめです。
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他人に興味をもつことによって
自分自身を忘れよう。
毎日、誰かの顔に喜びのほほ笑みが
浮かぶような善行を心がけよう。
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ぜひ皆様も明日、
職場や学校などで会う方に
こちら側から
愛想のいい言葉をかけてみませんか?
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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