D・カーネギーに学ぶ悩み解消術 【第22回】「最善を尽くす+ただ笑う=最強?」

悩み・ストレス解消本として著名な
デール・カーネギーの「道は開ける」
を私なりに解釈するシリーズ。
「批判を気にしない方法」
を3回にわたってお届けしています。
その2回目となる今回のテーマは
「最善を尽くす」
です。
自分に対して嘲笑や悪口が
投げつけられたら気になりますよね。
私も気になります。
ただ、本章では私たちの多くはそれを
気にしすぎると言っています。
一般的な人々は他人のことなどは
実際それほど気にかけてはいないとのこと。
人間は他人のことより
絶えず自分のことだけを
考えているのですね。
確かに有名人の方が亡くなった
というようなニュースは少しは
気になりますが、自分がそのとき
頭痛だったらそちらの方に1000倍
気がいっていますよね、
ということです。
そう言われたらそうですよね。
不公平な批判で
傷つくかどうかは自分次第だと
カーネギーは言っています。
アメリカン・インターナショナル・
コーポレーションの社長だった方の話が
出てきます。
その方は若い頃は自分に対する批判が
非常に気になったし、
会社の全従業員から完全な人物だと
思われたかったとのこと。
ただ、そう思われてはいないと分かると、
思い悩んだそうです。
そこで、反感をもっている方の
機嫌をとろうとしたら、かえって他の者を
怒らせる結果となってしまいました。
こういった動きをすればするほど
敵が増えていくことに気付いたので
自分に言い聞かせました。
「人の上に立つ限り、
非難を免れることは不可能だ。
気にしないようにするしか手はない」
この考えは驚くほど効果があり、
そのとき以来、いつも
「最善を尽くすこと」
を心がけ、あとは不当な非難は
ひたすら避けていたということです。
ただ、「気にしない」だけではなく
「最善を尽くす」ということも
大事なポイントですね。
アメリカの鉄鋼王の
チャールズ・シュワッブは
「ただ笑う」を座右の銘に
していたといいます。
この座右の銘は、不当な非難の犠牲に
なっている際には素晴らしく
役に立つとのこと。
食ってかかってくる相手には
反論することもできるが、
「ただ笑う」だけの相手には
何も言えないですものね。
最後に南北戦争時に
アメリカ大統領のリンカーンが
どのようにして非難を処理していたか
が分かる一節を紹介して締めたいと
思います。
なお、この一説はマッカーサー元帥や
元英国首相のウィンストン・チャーチル
も書斎なり職場に掲げていたとのこと。
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もし私が私に寄せられたすべての
攻撃文を読むくらいなら、
まして返事を出すくらいなら、
この事務所を閉鎖して、
何か他の仕事をはじめた方がましだ。
私は私が知っている最良を、
私がなし得る最善を実行している。
それを最後までやり続ける決心だ。
そして最後の結果が良ければ、
私に浴びせられた非難などは
問題ではない。
もし最後の結果が良くなれば、
十人の天使が私を弁護して
くれたところで何の役にも立ちはしない。
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いつの時代もどんなところでも
リーダー的な立場にいる方は
不当な非難を受けがちです。
最善を尽くしたうえで
後は「気にしない」、
もしくは「ただ笑う」
ということをぜひ実践したいですね。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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