D・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第2回】相手に重要感を与えるポイントとは?

「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
1原則づつ学んでいくシリーズ。
第2回目のテーマは
「重要感をもたせる」
です。
「人を動かす3原則」の2つ目になります。
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原則2:
率直で誠実な評価を与える
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人を動かす秘訣は
この世に一つしかないと
冒頭でカーネギーは言います。
「自ら動きたくなる気持ちを
起こさせること」
ほかに「脅し」などの方法も
ありますが、その方法は常に
好ましくない反応をまねきます。
自ら動きたくなる気持ちを
起こさせるにはどうすればよいのか?
相手の欲しがってるものを
与えるのです。
偉大な心理学者のフロイトに
よれば、あらゆる行動は
2つの動機から発するとのこと。
「性の衝動」
「偉くなりたい願望」
アメリカの哲学者デューイ教授は
同様のことを次のように言い換えます。
人間のもつ最も根強い衝動は
「重要人物でありたい欲求」
であると。
この「自己の重要感」という欲求は
食べ物や睡眠の欲求と同様に
根強い欲求でありながら
めったに満たされることがないのが特徴。
この欲求を満たしてあげられる人は
相手の心を手中に収めることが
できるのです。
自己の重要感を満たすために
「犯罪」などを起こしてしまう人も
いるが、それだけ人間誰しもが
欲するものだということなのです。
大成功した実業家チャールズ・シュワッブ
の成功の金言は以下の通りです。
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私には、人の熱意を呼び起こす能力がある。
他人の長所を伸ばすためには、
ほめることと、励ますことは何よりの
方法だ。
上司からられることほど、
向上心を害するものはない。
私は決して人を非難しない。
人を働かせるには激励が必要だと
信じている。
気に入ったことがあれば、
心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。
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重要感は、人からの評価によって
もたらされますが、
それはお世辞や嘘ではない心からの賞賛
でなければならないということは
肝に銘じておく必要があります。
お世辞は偽物であり、通用しないもの。
通用させようとすると、いずれは厄介な
目にあわさせるということです。
思想家エマーソンは言います。
「人間はどんな言葉を用いても
本心を偽ることはできない」と。
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人間は例外なく他人から評価を受けたいと
強く望んでいるのだ。この事実を決して
忘れてはならない。
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「どんな人間でも何かの点で、私よりも
優れている---私の学ぶべきものを
もっているという点で。」
エマーソンですらこのように
言っているので、
我々は、自分の長所・欲求を忘れて
他人の長所を考え、嘘ではない心からの賞賛
を与えようとカーネギーは言います。
それすれば、お世辞などは全く不要であるし、
人の気持ちを傷つけることで人間を変える
ことは絶対にできず、まったくの無益である
とも述べています。
「心からの賞賛」
ぜひ実践してみましょう!
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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