D・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第16回】影武者に徹するメリットとは?

「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
1原則づつ学んでいくシリーズ。
第16回目のテーマは
「思いつかせる」
です。
「人を説得する12原則」の
7つ目になります。
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原則7:
相手にその考えを
自分のものだと思わせる
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人は人から押しつけられた意見よりも
自分で思いついた意見の方を
大切にするものです。
となると、
人に自分の意見を
押しつけようとするのは、
そもそも間違いだ
とカーネギーは言います。
暗示を与えて、
結論は相手が出したように
するのが利口だということです。
営業不振の自動車販売会社の
販売会議で、経営側が
部下のセールスマンに
要求を遠慮なく発表させたという
事例が出てきます。
その要求に対して経営側は
全部受けいれると答えます。
その代わり、
経営側からの要求について
どうやって満たすのか
部下に宣言をさせます。
部下は宣言し、自主的に
行動することで販売成績は
驚異的に躍進したとのこと。
人に押しつけられている、
命令されている感じは
嫌なものです。
一方で、
自主的に行動している感じは
望ましいし、
自分の希望や意見を人に
聞いてもらうのは
うれしいものです。
相手の発案だと思わせて、
こちらに協力させるやり方は
ビジネスや政治の世界だけでなく、
家庭内でも効果がある、
とカーネギーは言います。
中国の賢人「老子」の言葉で
締めたいと思います。
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川や海が数知れぬ
渓流の注ぐところとなるのは、
身を低きに置くからである。
そのゆえに、
川や海はもろもろの渓流に
君臨することができる。
同様に、賢者は
人の上に立たんと欲すれば
人の下に身をおき、
人の前に立たんと欲すれば、
人の後ろに身を置く。
かくして、
賢者は人の上に立てども、
人はその重みを感じることなく、
人の前に立てども、
人の心は傷つくことがない。
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2000年以上前の言葉ですが、
現代でも十分通用するメッセージですね。
いかに相手を前面に立たせるか、
いかに自分は影武者に徹するか、
が大事なポイントになりそうです。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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