Ｄ・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第19回】どんな人でもきれいな心をもっている？
「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
１原則づつ学んでいくシリーズ。
😀
第19回目のテーマは
「美しい心情に呼びかける」
です。
🙂
「人を説得する12原則」の
10個目になります。
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原則１０：
人の美しい心情に呼びかける
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アメリカの大銀行家で有名な
Ｊ・Ｐ・モルガンは、
人間の心理を分析して
「通常、人間の行為には２つの理由がある。
１つは、いかにも美しくつくろった理由、
もう１つは真実の理由である」
と言います。
💡
真実の理由は、
他の者がとやかく言わなくても
当人には分かるはず。
一方で、
人間は誰でも理想主義的な傾向をもち、
自分の行為については
美しくつくろった理由を
つけたがります。
➡
相手の考えを変えるには、
この美しい理由をつけたがる気持ちに
訴えるのが有効だということです。
ビジネスでもプライベートでも
相手が無理難題や理不尽なことを
言ってくるケースがあるでしょう。
😉
本章でも
いくつかの事例が出てきますが、
そのようなときに
「あなたは間違っています」
「考えを改めろ」
と詰め寄ってしまっては
相手は考えを変えないどころか、
ますます要求がエスカレ－トすることも
あるでしょう。
😐
そうではなく、
・相手の話をしっかりきく
・当方にも落ち度があるかもしれないと
寄り添う
・相手への同情と興味をもつ
・相手への信頼を示す
💡
このように接することで
以下のような美しい心情を
引き出すのです。
美しい心情とは、たとえば
・契約や約束を守ること
・正直でありたい気持ち
・義務を果たしたい気持ち
・信頼されたい気持ち
・公正な人物と扱われたい気持ち
・自身の家族を守りたい気持ち
・本来もっている良心
などです。
🙂
相手への信頼を示し、
正直で公正な人物として扱われると
なかなか不正なことはできないのが
人間だということです。
全員が全員そうだとは限りませんが、
ぜひこのような動き方を
身に付けたいですね。
🙄
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
💡
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