D・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第23回】”遠回し”が素直にさせる?

「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
1原則づつ学んでいくシリーズ。
第23回目のテーマは
「遠回しに注意を与える」
です。
リーダーとしての動き方が
書いてある
「人を変える9原則」
の2つ目になります。
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原則2:
遠回しに注意を与える
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「禁煙」
とかいている場所で
喫煙している部下がいます。
あなたが上司なら注意を
しますか?
冒頭の事例では、
上司は直接的に注意することなく
「外へ出て吸ってきたまえ」
と言って葉巻まで与えて
部下の顔をたてるような指摘の
仕方をします。
直接的に注意されるより
この方が後々
素直に改善しそうですよね。
人の気持ちや態度を
変えようとする場合、
ほんの一言の違いが
成功と失敗の分かれ目になることが
あるとカーネギーは言います。
人を批判する際、
まずほめておいて、
次に「しかし・・・」という
言葉をはさんで、
批判的なことを言い始める人は
多いです。
いきなり批判をしていませんし、
問題のないアプローチのように
感じますよね。
ただ、
この「しかし」という
言葉を聞いたとたん、
その前のほめ言葉は
果たして本心だったのか、
結局は批判するための
前置きにすぎなかったように
思えるわけです。
ここで、
「しかし」という言葉を
「そして」に置き換えると
よいと言います。
「そして」
に言い換えることで
“批判ではない
前向きな”メッセージに
変わるのですね。
問題点を遠回しに伝えると
相手は努力しようと思うわけです。
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今学期の成績あがって
よかったね。
(A)しかし、
数学をもっと勉強していたら
もっと上がっていたね。
(B)そして、
来学期も同じようにやれば
数学だって同じように
成績が上がるよ。
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AもBも言っている内容は
ほぼ同じかもしれません。
でも接続詞一つと
言い回しで
伝わるニュアンスは
大きく変わりそうです。
遠回しにほのめかす手法、
ぜひ身に付けたいですよね。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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