D・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第25回】命令されてやる気になりますか?

「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
1原則づつ学んでいくシリーズ。
第25回目のテーマは
「命令をしない」
です。
リーダーとしての動き方が
書いてある
「人を変える9原則」
の4つ目になります。
==============
原則4:
命令をせず、
意見を求める
==============
みなさんは
命令されると
どういう気持ちになりますか?
相手との関係性や
自分の立場や状況にも
よるかもしれませんが、
あまりいい気持ちがする人は
いないのではないでしょうか。
===================
決して命令はせず、
自主的にやらせる。
そして失敗によって
学ばせる。
===================
そうすることで
相手は自分の過ちが
直しやすくなるのですね。
相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与えてやることにもなり、
反感の代わりに協力の気持ちを
起こさせます。
押しつけがましい命令は
反発を招き、
あとにしこりを残します。
「命令」を「質問」の形に変えると、
相手は気持ちよく受け入れられるし、
自らやる気になるということです。
不法駐車をした人に
「今すぐにどけろ!」
という命令ではなく、
「車をどけてくれたら
他の車の出入りが
楽になるのだが
どうだろう」
というように質問形式で
持ちかけるだけで
言われた側の気持ちは
全く違いますよね。
これは本章での事例です。
さらにもう1つ事例が
登場します。
精密機械部品を製作する
小さな工場での事例です。
その支配人は、
大きな受注をできそうな
状況にありました。
ぜひ受注したいところでしたが、
一方で、受注しても
納期を守るのが
難しそうな状況です。
そこで支配人は、
従業員に命令して突貫作業を
強行するのではなく、
まず全員にいきさつを
説明することにします。
そして、
この注文を無事納入できたら
従業員にとっても
会社にとっても
はかり知れないほどの
意義があることを伝えます。
そして、続けて質問します。
「この注文をさばく方法はあるか?」
「どう人員配置をしたらよいか?」
そうすると、従業員は
次々とアイデアを提供し、
「会社はこの注文を
引き受けるべきだ」
と主張します。
そして、結果的に従業員は
積極的な姿勢で
この受注案件にのぞみ、
会社は無事納期を守るに
至りました。
一方的にやらされるより
意見を求められ
自ら参画する感じになれば
人は主体的に動きますよね。
会社の上層部が
部下に無理なお願いを
しなくてはいけないケースは
よくあることでは
ないでしょうか?
そんなときに大いに
参考になるのではないかと
と思います。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
=============
「毎朝」発信で
通勤中に1日1テーマずつ
チェック!
約1ヶ月(33日)で
コツコツ学んで
仕事力急上昇!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【名言で納得!
33日で再確認する仕事のコツ】
無料メールセミナー
登録はこちらから
《無料特典付き!!》
【電子書籍】
たった3つのマインドで
仕事がうまくいく
「超シンプル仕事術」も
無料プレゼント中!!
(Amazon書籍ランキング
リーダーシップ研修部門/新着1位)
お気軽にご登録してください!