【「孫子」をまなぶ：24】ダメな上司に振り回されていませんか？

武田信玄、吉田松陰、ビル・ゲイツ、

孫正義など著名人にファンも多い
中国春秋時代の兵法書である「孫子」
を毎週学んでいくシリーズ。

ビジネスや人生で勝つための戦略書の
原点であり、考え方・行い方・組織の
あり方・人材活用論などをともに
学んでいきましょう！

第24回の今回は
「主導権を握る」
です。

孫子は言います。

「うまく戦う者は、
自分のペースで事を思うがままに
動かして、決して相手の思うがままに
動かされたりしない」

例えば、

・えさを見せて敵を誘い出す

・移動した場合のデメリットをみせて
敵をその場に釘付けにする

などして自分の思うがままに相手の
動きをコントロールします。

そうすることで、

・誘い出した敵が守る体制が
できていない状況を見計らって攻撃する

・相手を釘付けにすることで、
自軍が攻撃されない

というように

「必勝」の形をつくることが
できるわけですね。

ここで、私たちのビジネスなどで
学ぶべき点は２つ。

１つは、できるだけ先手をうって
主導権を握り、自分のペースにもって
いくこと。

困難な状況に見舞われるというのは
周りに振り回されているケースが
多いのですね。

自分からいち早く仕掛けていくくらいの
スタンスでいくことで、思い通りに
事が進められる可能性は高まります。

ろくでもない指示をしてくる上司に
振り回されているなら
自ら先手をうって提案していく流れ
に変えてみましょう。

もう１つは、「必ず勝てる」場所で
戦うということです。

ライバルがいないような
ニッチな市場で戦うとか、
いてもそれほど強力な相手でない場合は
「勝てる可能性」は高いはずです。

常識の範囲内で考えていると、
ライバルがわんさかいます。

ぜひ常識にとらわれない発想で
「勝てる場所」をみつけて
いきたいですね。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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