【「孫子」をまなぶ：33】モチベが上がるのはいつ？

武田信玄、吉田松陰、ビル・ゲイツ、
孫正義など著名人にファンも多い
中国春秋時代の兵法書である「孫子」
を毎週学んでいくシリーズ。

ビジネスや人生で勝つための戦略書の
原点であり、考え方・行い方・組織の
あり方・人材活用論などをともに
学んでいきましょう！

第33回の今回は
「戦いへのぞむ前に」
です。

戦いへの入り方について
孫子は言います。

１）旗や太鼓などを用いて
兵士の動きを指令する方向に
統一させる。

２）相手の気力の変化を見定め、
衰えた状態を捉えて戦闘に入る。

・朝は気力十分
・昼はだらける
・夕方は気力はしぼむ

３）戦場に先着して態勢を
整えて戦いに入る。

４）相手が万全の状態のときは
直ちに攻撃せず、相手を惑わすなど
して敵の状態が悪化するのを待つ。

私たちのビジネスなどにおきかえて
みましょう。

１）メンバーが同じ方向に向かって
一致に団結して動くような仕掛けを
する。

・キャッチフレーズ的なものをつくる

・バッジやＴシャツなど共通のものを
つくって身に付ける

など、

チームとしての士気を高めます。

２）交渉事などでは、
相手がもう疲れて帰りたいような
タイミングだと折れてくれる可能性が
高まるかもしれません。

そういった時間に打ち合わせを
設定するのも１つでしょう。

４）相手の業績が厳しい状況などで
提携や統合などをもちかけて勢力を
拡大するのも１つの戦略ですかね。

ただ、むやみに責めるのではなく、
自分のチームの力を高めて、
相手の力が弱まったところを攻める。

しっかり状況を見極めたり、
組織力が高まる方法を考えたり、
ぜひ工夫していけるといいですね！

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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