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D・カーネギーに学ぶコミュニケーション術【第25回】命令されてやる気になりますか?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
コーチング企画33Q代表。 会社員の理想キャリア形成支援コーチ。

「人間関係の原則」に関する
デール・カーネギーの名著
「人を動かす」のポイントを
1原則づつ学んでいくシリーズ。

💡

第25回目のテーマは

「命令をしない」

です。

リーダーとしての動き方が
書いてある
「人を変える9原則」
の4つ目になります。

==============
原則4:
命令をせず、
意見を求める
==============

みなさんは
命令されると
どういう気持ちになりますか?

🙄

相手との関係性や
自分の立場や状況にも
よるかもしれませんが、

あまりいい気持ちがする人は
いないのではないでしょうか。

===================
決して命令はせず、
自主的にやらせる。

そして失敗によって
学ばせる。
===================

😉

そうすることで
相手は自分の過ちが
直しやすくなるのですね。

相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与えてやることにもなり、

反感の代わりに協力の気持ちを
起こさせます。

😀

押しつけがましい命令は
反発を招き、
あとにしこりを残します。

「命令」を「質問」の形に変えると、
相手は気持ちよく受け入れられるし、
自らやる気になるということです。

😐

不法駐車をした人に

「今すぐにどけろ!」

という命令ではなく、

「車をどけてくれたら
他の車の出入りが
楽になるのだが
どうだろう」

というように質問形式で
持ちかけるだけで
言われた側の気持ちは
全く違いますよね。

これは本章での事例です。

😕

さらにもう1つ事例が
登場します。

精密機械部品を製作する
小さな工場での事例です。

その支配人は、
大きな受注をできそうな
状況にありました。

ぜひ受注したいところでしたが、
一方で、受注しても
納期を守るのが
難しそうな状況です。

😐

そこで支配人は、
従業員に命令して突貫作業を
強行するのではなく、
まず全員にいきさつを
説明することにします。

そして、
この注文を無事納入できたら

従業員にとっても
会社にとっても

はかり知れないほどの
意義があることを伝えます。

😀

そして、続けて質問します。

「この注文をさばく方法はあるか?」

「どう人員配置をしたらよいか?」

そうすると、従業員は
次々とアイデアを提供し、

「会社はこの注文を
引き受けるべきだ」

と主張します。

そして、結果的に従業員は
積極的な姿勢で
この受注案件にのぞみ、
会社は無事納期を守るに
至りました。

一方的にやらされるより
意見を求められ
自ら参画する感じになれば
人は主体的に動きますよね。

😀

会社の上層部が
部下に無理なお願いを
しなくてはいけないケースは
よくあることでは
ないでしょうか?

そんなときに大いに
参考になるのではないかと
と思います。

🙂

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

💡

=============

😉

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