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【第50回】冒頭から話の「核心」へ(D・カーネギーに学ぶ一瞬で人をひきつける秘訣)

 
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コーチング企画33Q代表。 会社員の理想キャリア形成支援コーチ。

人をひきつける秘訣が記されている
デール・カーネギー名著

「心を動かす話し方」

をベースに効果的な話し方を
学んでいくシリーズ。

第50回目のテーマは

======================
即座に関心をひきつける
======================

です。

今回からは
「長い話を組み立てる」
というテーマでお伝えします。

**********

それなりの長い話ともなると
きちんとした構成、組み立てが
なされていないと、
うまくいきません。

もっとも上手な組み立て方として
絶対的な法則というのはないのかも
しれません。

**********

それでも聞き手を行動させるような
長い話には3つの主要な段階が
あるということ。

1)注意喚起の段階
2)本体
3)結論

**********

今回は
「注意喚起の段階」
についてのお話です。

ノースウェスタン大学の
元総長のホック博士は
話し手としての重要な事実は何か
という問いに以下のように答えています。

「人の興味をひく冒頭の言葉、
つまり即座に聞き手から好意的な関心を
獲得するようなことを考え出すことです」

**********

本章では、
あなたの言葉に強い関心を
向けずにはいられない方策が
いくつか挙げられます。

◆話を事件または実例ではじめる

→実話、経験話は強いです!

◆サスペンス的に盛り上げる

→答えが聞きたくなる感じで展開させます!

◆衝撃的な事実を述べる

→インパクトは大事ですね。

◆挙手をしてもらう

→質問をして答えてもらう手法です。

◆展示物を使う

→目に見えるものは強いですよね。

◆聞き手の求めているものを
手に入れる方法を教えると約束する

→これを約束されたら聞きたくなりますよね。

**********

興味を感じさせたかったら
前置きは省き、
話の「核心」にはじめから
飛び込むのもポイントです!

「プロ野球選手として生活するように
なってから間もなく、生まれてから最大と
言ってもいい衝撃を私に与える事件が
おこりました」

これは
『私はどうして販売外交に成功したか』
がベストセラーになったフランク・ベドガー
という保険販売員の話の冒頭です。

確かに聞きたくなりますよね!

**********

「つかみは大事」ということですね。

ぜひ試してみてください。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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