【「孫子」をまなぶ：30】「迂直の計」とは？

武田信玄、吉田松陰、ビル・ゲイツ、
孫正義など著名人にファンも多い
中国春秋時代の兵法書である「孫子」
を毎週学んでいくシリーズ。

ビジネスや人生で勝つための戦略書の
原点であり、考え方・行い方・組織の
あり方・人材活用論などをともに
学んでいきましょう！

第30回の今回は
「不利なときこそ・・・」
です。

孫子は言います。

「曲がりくねった遠回りの道を
直進の近道に変え、

不利な状況すべてを利点に
転じさせる」

そういった戦略をとるべきだと。

これを「迂直の計」といいます。

「迂」回路を真っ「直」ぐに
変える「計」略ということですね。

これは非常に難しいことでは
あります。

ただ、不利な状況だからこそ

・相手を油断させる

・相手の動きを徹底的に探る

・自分が有利な方に誘い出す

・味方の士気を高める

などのあらゆる工夫をするのです。

ビジネスやスポーツなどでも
相手を油断させておいて
敵が手を抜いている間に逆転して
しまうようなケースはありますよね。

逆にいえば、順調なときは
手を抜いてしまうことで失敗して
しまいがちなこともあります。

不利な状況だからといって
あきらめず、

そんな状況だからこそ
いかにして自分のペースに
もっていくかということを
考えてみれば、

むしろ「勝利」が近づいて
くるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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