【「孫子」をまなぶ:49】ハラスメントと言われないためには?
武田信玄、吉田松陰、ビル・ゲイツ、
孫正義など著名人にファンも多い
中国春秋時代の兵法書である「孫子」
を毎週学んでいくシリーズ。
ビジネスや人生で勝つための戦略書の
原点であり、考え方・行い方・組織の
あり方・人材活用論などをともに
学んでいきましょう!
第49回の今回は
「無償の愛情×厳しさ」
です。
孫子は言います。
・将軍と兵士の関係は、
親子のようなものである。
・日頃から自分の子のように
愛情を注ぐべきである。
・ただ、かわいがるだけでは
ダメである。
・しっかり指導教育し、
厳しく接することも重要である。
ハラスメント問題もあり、
昨今は上司部下の関係も非常に
難しいものになっていますが、
上司は部下に愛情を注ぎ、
思いやりの中に厳しさも合わせもつ
ということは必要なことですよね。
上司が人格者になって、
部下に対して人として思いやりを
もって、相手を尊重しながら
接することができれば
基本的に”ハラスメント”問題には
ならないはずですからね。
優しすぎず、厳しすぎず、
人としての節度を保ちながら
よい人間関係をつくっていきたいですよね。
自戒の念もこめながら
改めて孫子の言葉をかみしめたいと
思います。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。